アニメ『薬屋のひとりごと』が放送開始されてからというもの、静かだけど深く心に残る…そんな“じんわり系アニメ”として、多くの人にじわじわと愛されています。
架空の中華風の王朝を舞台に、薬草の知識をもとに事件を解き明かす少女・猫猫(まおまお)が主人公。だけどこれは、ただの“薬師のミステリー”じゃありません。
人間の弱さ、強さ、そして矛盾までを、優しく描いてくれる…そんな不思議な力を持った物語なんです。
この記事では、アニメ版の制作背景や放送情報をはじめ、猫猫の魅力・登場人物の関係性・原作との違い・名シーンランキング、さらに最新のコラボ情報やグッズまで、たっぷりとご紹介していきます。
初めて作品に触れる方も、すでに「猫猫って最高!」と感じている方も、きっともっと深く『薬屋のひとりごと』の世界に触れられるはずです。
「静かだけど、目が離せない」──そんな作品の魅力を、じっくり一緒に楽しんでいきましょう。
この記事を読むとわかること
- アニメ版『薬屋のひとりごと』の魅力と制作背景
- 猫猫(まおまお)や壬氏(じんし)など登場人物の関係性と深掘り解説
- 原作小説と漫画の違いや読む順番、最新グッズやコラボ情報のまとめ
アニメ版『薬屋のひとりごと』とは?放送時期と制作会社まとめ
アニメ『薬屋のひとりごと』は、2023年秋に放送を開始し、その美しい世界観と静かに燃えるような人間ドラマで多くの視聴者を魅了しました。
舞台は架空の東洋風王朝。薬草に詳しい少女・猫猫(まおまお)が、宮中で起こる事件や謎を解いていくミステリーテイストの物語です。
日常の中に潜む違和感や、誰も気づかない事実をそっと拾い上げる猫猫の観察力が、見ている私たちにも「気づき」の楽しさを教えてくれる作品です。
2023年10月から放送されたこのアニメは、「2クール全24話構成」で、じっくりと原作の魅力を描いています。
急ぎすぎず、でも退屈させないテンポ。まるで漢方のように、じわじわと効いてくるような構成で、気がつけば次の回を再生してしまう、そんな魔法のような魅力があります。
制作会社は「TOHO animation × OLM」
アニメの制作を手がけたのは、『呪術廻戦』で有名なTOHO animationと、『ポケモン』シリーズのOLMのダブルネーム。
背景の美しさ、光の使い方、キャラクターの表情の機微まで…どれも本当に丁寧。“静かな物語”を映像で魅せるってこういうことだなぁと感じさせてくれます。
主題歌も注目ポイント!
オープニングにはAimer(エメ)の楽曲が使われ、物語の始まりにぴったりの凛とした雰囲気を添えてくれます。
そしてエンディングには緑黄色社会。優しく余韻を残す曲調が、猫猫の心の奥にある思いや葛藤をそっと照らしてくれるような余韻を与えてくれます。
どこで見られるの?配信情報もチェック!
- Netflix
- Amazonプライムビデオ
- U-NEXT
- dアニメストア
- Hulu
主要な配信サービスではすべて視聴可能。「今から見始めたい!」という方でも安心して追いつけます。
視聴者の声も温かい
「派手さはないけれど、静かに心に響く作品」「原作の雰囲気を損なわず、映像でより深くなった」など、原作ファンにも新規視聴者にも好評です。
まさに、“派手じゃないのに忘れられない”、そんな稀有な作品だと感じます。
猫猫のひとことや視線の変化に、何度も見返したくなる。そんな温度のあるアニメが『薬屋のひとりごと』なのです。
主人公・猫猫(まおまお)の魅力と意外な素顔
猫猫(まおまお)は、宮廷で働く薬師(くすし)の少女。
でもその姿は、いわゆる「ヒロイン像」とはちょっと違います。ドレスも着ないし、恋にうっとりすることも(あまり)ない。むしろいつも無表情で、事件に遭遇しても「へぇ」で済ませてしまうような、ちょっと変わった女の子です。
なのに、気がついたら彼女の一言一言が、やたらと刺さってくるんですよね。
天才的な観察力と、現実主義のギャップ
猫猫の最大の魅力は、薬草と人体の知識、そして天才的な観察眼です。
「この症状はあの毒草に似てる」「この香り、妃の部屋には合わない」など、ふつうの人が見逃すような点に次々と気づいてしまうんです。
でもその冷静さと裏腹に、ときどき心の中で「いやいや、それ言う⁉︎」みたいな毒舌や本音がポロっと漏れるのがまたおもしろくて。
「恋愛感情って…面倒くさい」?
壬氏(じんし)とのやり取りを見ていても、猫猫は恋愛に対してものすごく疎い……というか、感情の処理が苦手な子なんだなぁと感じます。
でもそれがまたリアルというか、「好きになってることに気づかない」ところが、逆に視聴者の胸をキュンとさせるんですよね。
不器用だけど、真っ直ぐで、ちょっとズレてて、でもすごく優しい。そんな猫猫の姿に、思わず応援したくなってしまうのです。
「ただの薬屋の娘」なんて、とんでもない
猫猫は口では「私はただの薬屋の娘です」なんて言いますが、実際はとんでもない情報処理能力と洞察力の持ち主。
でも彼女は、それを“武器”としてではなく、“生活の一部”として自然に使ってるんです。
それがまたカッコいいというか、「賢さ」ってこういうことなんだな、と感じさせてくれるんですよね。
猫猫の魅力は「共感」できる強さ
「誰にも期待されていない」「誰も自分を見ていない」。そんなふうに感じる日も、誰にでもあると思います。
でも猫猫は、自分の得意なことを使って、ただ目の前のことに真っ直ぐ向き合っているだけ。
それが人を救い、物語を動かし、気づけば誰よりも多くの人に信頼されている。
この姿こそが、私たちにそっと勇気をくれる気がするのです。
壬氏(じんし)や玉葉妃など主要キャラクターの関係性
『薬屋のひとりごと』の物語を支えるのは、主人公・猫猫(まおまお)だけではありません。
彼女のまわりには、謎めいた美形宦官(かんがん)の壬氏(じんし)や、宮廷内でも気品あふれる存在感を放つ玉葉妃(ぎょくようひ)、さらには猫猫の過去を知る人物たちなど、多彩で魅力的なキャラクターたちが登場します。
ここでは彼らの関係性をじっくりと紐解きながら、“ただのミステリー”では終わらせない人間ドラマの奥行きを感じていきましょう。
美しき宦官、壬氏の正体と猫猫との距離感
壬氏(じんし)は、初登場時から「どう見ても只者じゃない」オーラを放っています。
その美貌、気品、そして頭の回転の早さ…でもどこかつかみきれない。
実は彼、宦官を装っているだけで、その正体は帝に近しい血筋を持つ超ハイスペック男子なんですよね。
そんな彼が、なぜか「ただの下女」だった猫猫に興味を持ち、執拗に絡んでくる姿に最初は戸惑いますが…
…回を重ねるごとに、猫猫に心惹かれていく様子が少しずつ描かれていきます。
猫猫も「面倒くさい男」と思いながらも、壬氏の苦悩や孤独を知るたびに、どこか気にかけるようになります。
お互いに不器用すぎて、すれ違うばかりなんですが、それがまたリアルで切ない。
玉葉妃と猫猫、女性同士の静かな信頼関係
玉葉妃(ぎょくようひ)は、皇帝の妃のひとりで、猫猫が最初に仕えることになった女性です。
彼女は高貴な出自でありながら、決して驕らず、宮廷内の礼儀や空気をよくわきまえている芯の強い女性。
当初は単なる主従関係だったふたりですが、猫猫の機転や知識に何度も助けられる中で、徐々に深い信頼が育っていきます。
玉葉妃は猫猫をただの使用人ではなく、“相談相手”として認めているような節があり、それがまた猫猫の尊厳を守っているように感じるのです。
女性同士のギスギスした描写が多い宮廷ものの中で、ふたりの関係はとても温かくて、読んでいてホッとする存在です。
高順(こうじゅん)と猫猫、静かなる相棒のような関係
壬氏の側近として登場する高順(こうじゅん)は、表立って目立つ存在ではありませんが、実はとても大事なキャラクター。
彼は壬氏を影から支えつつ、ときどき猫猫とも重要なやり取りを交わしています。
このふたり、セリフは少ないけれど「わかる者同士」の空気が流れていて、ちょっとした目線や一言に信頼がにじみます。
言葉は少なくとも、“考え方の芯”が似ているから、猫猫も高順には少しだけ心を許している様子。
帝や他の妃たちとの距離感も絶妙
『薬屋のひとりごと』の面白さのひとつは、「猫猫があくまで宮廷の下層の人物である」という立場を崩さないこと。
だからこそ、皇帝や他の妃たちとの距離感がとてもリアルで、“庶民目線”から見る宮廷の歪みがくっきりと浮かび上がるのです。
ただの毒見役なのに、時には皇帝の耳にまで届く働きをしてしまう猫猫。
でもそれは出世欲ではなく、「目の前の人を救いたい」という気持ちから動いているだけ。
だからこそ、彼女の行動にはいつも“温かさ”があるのです。
それぞれの孤独が、少しずつ交差していく
猫猫、壬氏、玉葉妃、高順──。
みんな立場は違うけれど、それぞれに“孤独”を抱えています。
猫猫は薬屋の娘として育ち、宮廷の中では異物のような存在。
壬氏は華やかに見えて、実は身分に縛られ続けている。
玉葉妃も「皇帝の妃」という立場の裏で、常に張りつめた空気をまといながら日々を生きている。
だからこそ、ほんの少し触れ合ったときのやさしさや信頼が、じんわりと心に沁みてきます。
この作品が愛される理由は、「関係性の中に人の温度を感じられること」なんじゃないかと、私は思うのです。
一人ひとりのキャラクターが丁寧に描かれているからこそ、彼らの繋がりにも深みが出てくる。
『薬屋のひとりごと』の人間関係には、ミステリーやロマンスを超えた「人生の風景」が描かれているのです。
原作小説と漫画の違いとは?読む順番ガイド
『薬屋のひとりごと』の魅力にどっぷり浸かりたい人にとって、悩ましいのが「どれから読めばいいの?」問題かもしれません。
というのも、この作品には原作の小説、2つの異なる漫画版、そしてアニメ版が存在していて、それぞれ少しずつ雰囲気も描かれ方も違うんです。
でも大丈夫。ここでは、それぞれの違いや特徴をやさしく解説しながら、「この順番で読めばわかりやすい!」というガイドラインをお伝えしていきます。
まずは原作小説から。静かに、深く物語と向き合う
原作は日向夏(ひゅうが・なつ)先生によるライトノベルです。
元々は小説投稿サイト「小説家になろう」で連載されていた作品で、現在はヒーロー文庫から刊行されています。
この小説の魅力は、なんといっても猫猫のモノローグと、複雑に絡み合う人間模様の描写。
事件の謎を解き明かしていく中で、時にクスッと笑えて、時に胸が締めつけられるような瞬間があり、物語の奥行きをしっかり味わうことができます。
文章でしか伝えられない“心の声”や、猫猫の独特な思考回路に触れられるのは、小説版ならでは。
漫画は2種類あるって本当?それぞれの特徴は?
ここで少しややこしいのが、本作には2種類の漫画版があるという点です。
- ビッグガンガン版(スクウェア・エニックス刊)
作画:ねこクラゲ先生。構成:七緒一綺先生 - サンデーGX版(小学館刊)
作画:倉田三ノ路先生
どちらも同じ原作をもとにしているものの、絵柄やテンポ、雰囲気がまったく異なります。
ビッグガンガン版(ねこクラゲ版)は、繊細な線と幻想的な雰囲気が特徴で、猫猫のクールさや壬氏の美しさが際立ちます。
一方、サンデーGX版(倉田三ノ路版)は、ややハードボイルド寄りでスピーディーな展開。事件性を強調したい方にはこちらもおすすめです。
読む順番はどうすればいい?おすすめガイド
それぞれの魅力を最大限に味わうためには、以下のような順番をおすすめします。
- ① アニメ(または漫画)から入る
まずはビジュアル付きで世界観に慣れる。特にアニメは2クールあるので、入り口としてちょうどよい。 - ② 原作小説でより深く物語を味わう
アニメや漫画で端折られている細かい心理描写や裏設定に触れられる。 - ③ もう一つの漫画版を読む
違ったアングルからキャラや事件を見直せる。原作と比較しながら読むと楽しさ倍増。
もちろん、どこから入ってもOKですが、「どれから見よう…」と迷って手をつけられないくらいなら、まずはアニメ1話を再生してみるのが一番かもしれません。
作品によって“印象”が変わるのもおもしろい
たとえば、小説では猫猫の内面がよくわかって「思ったよりも熱い子だな」と感じたり、漫画では壬氏がより色っぽく描かれて「え、イケメンすぎん!?」ってなったり。
それぞれのメディアによって見える顔が違うのも、この作品が多くの読者に愛されている理由です。
あなたの“入り口”が、きっと正解になる
『薬屋のひとりごと』は、どのルートから入っても、その魅力はちゃんと届きます。
むしろ、それぞれの形に触れることで、「このキャラのこういう面、気づかなかった!」という発見があって、何度でも楽しめるんです。
入り口がアニメでも、漫画でも、小説でも──。
猫猫たちが生きる宮廷の空気は、きっとあなたの心にも、やさしく、でも確かに届くはずです。
だから大丈夫。気になったものから、手に取ってみてください。
この世界に入ったその瞬間から、きっとあなたも『薬屋のひとりごと』の仲間です。
アニメ名シーン&話題回ランキング【ネタバレなし】
『薬屋のひとりごと』のアニメには、派手な戦闘も爆発もありません。
けれど、ほんの一言や、わずかな表情の変化だけで、ぐっと胸を掴まれる──そんな静かな名シーンがたくさん散りばめられています。
今回はネタバレなしで、SNSやファンの間で「これは見逃せない!」と話題になったエピソードや名場面をランキング形式でご紹介します。
「あのときの猫猫、カッコよすぎた…」「壬氏が意外すぎて、声出た!」という、“心の中で拍手したくなる瞬間”を、こっそりおさらいしていきましょう。
第1位:1話の「香り」で始まる猫猫の洞察力
物語の始まりとなる第1話、いきなり視聴者の心をつかんだのが“香り”にまつわる猫猫の観察です。
たった一瞬で、妃の部屋に漂う空気から「何かがおかしい」と気づく猫猫。
その冷静さと落ち着いた態度に、「この子ただ者じゃない!」と感じた人も多いはず。
そして、そこからの展開に一気に引き込まれてしまう──まさに神スタートの回です。
第2位:壬氏と猫猫の「目線のすれ違い」シーン
序盤で何度も描かれる壬氏と猫猫のやり取り。中でも話題を集めたのが、ふたりの目線が微妙にすれ違うシーン。
「この人、私に何の用?」「いや、君が気になって仕方ないんだが!?」という、温度差バリバリの会話劇に、多くのファンが「この関係、クセになる…」と虜に。
声を荒げるでもなく、でもお互い本音は言わない。
そんな“静かな駆け引き”が、アニメの見どころでもあります。
第3位:猫猫が初めて「怒った」あの瞬間
普段はクールで飄々としている猫猫が、ある回ではっきりと怒りをあらわにするシーンがあります。
声を荒げるわけでもなく、涙を見せるわけでもない。
それでも、あの表情、あの沈黙、そして言葉のひとつひとつに込められた想いに、「この子には、ちゃんと心があるんだ」と気づかされる名場面です。
この回を境に、猫猫の見方が変わったという人も多いのではないでしょうか。
第4位:玉葉妃との静かな絆を感じるエピソード
猫猫が最初に仕えた妃・玉葉妃との間には、言葉にしなくても伝わる信頼があります。
とある回では、玉葉妃が猫猫をじっと見つめ、「ありがとう」とだけ言う場面が。
その“間”の美しさと、お互いを大切に思う気持ちが視線だけで表現されているのが、とても印象的です。
アニメスタッフの丁寧な演出と、声優さんの絶妙な空気感づくりに拍手を送りたくなる瞬間でした。
第5位:「誰も見てない」猫猫の小さな優しさ
派手なイベントでも、大事件でもありません。
でもあるエピソードで、猫猫が誰にも気づかれないようにこっそりと小さな手助けをするシーンがあります。
たったそれだけの描写なのに、そこに彼女の人間性や、「人は誰かの役に立つために生きている」というメッセージを感じ取れるような、静かな余韻を残す場面でした。
派手さはないけれど、じんわり心に残る──そんな美しさが『薬屋のひとりごと』の魅力なんです。
番外編:「壬氏のアレ」が全国をザワつかせた
これは…どの回とは言いませんが(笑)、ある壬氏の“予想外な行動”がファンの間で大きな話題になりました。
「え?そうなるの!?」「一体何を考えてるの!?」とSNSが一時騒然に。
でもその裏には、彼の優しさや不器用さがちゃんとあって、それに気づいた瞬間「…あぁ、この人も不器用なんだな」って、ちょっと愛しくなるんですよね。
“大声ではないけれど、ずっと耳に残る”そんな名場面たち
『薬屋のひとりごと』の名シーンは、叫び声や涙で盛り上がるのではなく、静けさの中にある熱で胸を打ってきます。
それはまるで、深夜に聞こえる雨音みたいな、そっと心に降り積もる感動。
だから何度も観たくなるし、人に勧めたくなる。
そしてふとしたときに、「あのときの猫猫の表情、忘れられないな」って思い出す。
そういう名シーンこそ、本当の“神回”なのかもしれません。
コラボ情報・限定グッズ・書店フェアまとめ
アニメの人気が高まると、気になってくるのが「どんなグッズがあるの?」という点ですよね。
『薬屋のひとりごと』も例外ではなく、全国の書店やアニメショップを中心に、かわいい・美しい・実用的な限定グッズが続々と登場しています。
この記事では、これまでに開催されたコラボイベントや入手困難なグッズ、そして今後予定されているフェア情報などをわかりやすくまとめました。
「今からでも手に入る?」「通販ある?」など、気になるポイントも丁寧にフォローします。
話題になった大型コラボ一覧
- アニメイト限定グッズ&フェア
全国のアニメイトでは、2023年〜2024年にかけて大規模なグッズ展開が行われました。クリアファイル、アクリルスタンド、缶バッジ、ラバーストラップなど、描き下ろしイラストを使用した豪華ラインナップです。 - マルイ・ポップアップストア
有楽町マルイやなんばマルイなどで開催されたポップアップストアでは、中華風衣装の描き下ろしキャラが人気に。特に猫猫のチャイナ風ドレス姿は「こんな表情初めて見た!」と話題に。 - TSUTAYA×薬屋のひとりごと フェア
店舗限定のクリアしおりやポストカード配布フェアも実施されました。対象商品購入者限定の非売品も多く、ファンの間では「TSUTAYA巡礼」が巻き起こるほど。
通販でまだ買える?オンラインストア情報
一部グッズはアニメイトオンライン、TOHO animation STORE、Amazon、楽天市場などで引き続き購入可能です。
特に注目したいのは、TOHO animation STORE限定の特装グッズ。猫猫と壬氏の特別な描き下ろしイラストを使ったグッズは、数量限定なので要チェックです。
ただし、発売直後は売り切れが相次いだため、定期的な再販情報の確認がおすすめです。
書店フェア特典:しおり・ミニ冊子・キャラカード
書店フェアでは購入特典として、猫猫と壬氏の描き下ろししおりや、ミニ冊子付き小説セットなどが展開されました。
とくにファンの間で印象的だったのが「“壬氏が猫猫に贈った文”風のしおり」。アニメには出てこないオリジナル演出が施されており、「これはずるい…!」と心を掴まれた方も多かったはず。
どこで最新情報をチェックできる?
コラボやグッズの最新情報は、主に以下の方法で確認できます。
- 公式サイト:https://kusuriyanohitorigoto.jp/
- TOHO animation公式X(旧Twitter)
- アニメイト&TSUTAYA公式SNS
フェア開催は期間限定・数量限定がほとんどなので、こまめなチェックが大切です。
コラボグッズの“推し活”も人気!
アニメグッズは飾って楽しむだけじゃない!
最近では、アクリルスタンドや缶バッジを使った「推し撮り」もSNSで大人気です。
お気に入りのカフェや、ちょっとしたお出かけ先で、猫猫や壬氏のアクスタと一緒に写真を撮る「推し活ライフ」を楽しむ人が増えています。
グッズがあるだけで、日常にちょっとしたときめきが生まれる。
そんな“静かな熱”を持つファンが、『薬屋のひとりごと』には本当に多いのです。
今後の注目フェア・コラボは?
2025年に入ってからも、新たな描き下ろしイラストを使ったフェアが複数企画中とのこと。
特に春〜夏にかけては「浴衣猫猫」や「休日の壬氏」など、これまでにない日常感あふれる姿が描かれる予定で、SNSではすでに「早く見たい!」と盛り上がりを見せています。
ファンの“好き”がつながって広がる
アニメを観るだけじゃなく、グッズを手にしたり、イベントに参加したり。
それは誰かにとって、「日々の小さな幸せ」であり、「自分と物語をつなぐきっかけ」かもしれません。
『薬屋のひとりごと』のグッズやコラボには、キャラクターたちの魅力をそっと日常に届けてくれる力があります。
あなたの“好き”が、そっと誰かとつながる。
そんな瞬間が、またこの作品の世界を広げていくのです。
今後の展開予想とアニメ第2期の可能性
『薬屋のひとりごと』のアニメが最終回を迎えた今、ファンの関心はただひとつ──
「第2期、いつ来るの!?」ですよね。
猫猫(まおまお)と壬氏(じんし)、そして宮廷の人々の行く末がどうなるのか…。
まだまだ描き切れていない伏線や、原作でしか語られていない真相もたくさんあります。
この記事では、第2期制作の可能性、原作の今後、注目すべき展開を、ネタバレなしでわかりやすく整理していきます。
まずはアニメ第2期の“現実的な可能性”をチェック
アニメ『薬屋のひとりごと』は、2023年秋〜2024年春にかけて2クール(全24話)が放送されました。
円盤(Blu-ray)の売上も好調で、配信ランキングでもU-NEXT、Amazonプライムなどで上位にランクイン。
そして何より──
2024年6月、公式から「続編制作決定」の発表がついに到着!
ファンの長年の声が届き、続編(第2期)の制作が正式にアナウンスされたことで、今まさに「猫猫ロス」を感じていた人たちの元に、再び希望が灯りました。
放送時期はまだ未定ですが、制作発表から約1年後が一般的な流れと考えると、2025年中の放送が濃厚とみられています。
原作では“さらに深くて濃い”物語が展開中
現在も進行中の原作小説では、物語の舞台が徐々に広がり、猫猫の出自や壬氏の正体、国家の裏側までが絡み合っていきます。
今まで「小さな宮廷の中の物語」だった世界が、いつの間にか「大国の命運を左右する」ほどのスケールに。
それでも中心には、やっぱり猫猫がいて、彼女の“目”で世界が語られていく──その変わらない軸があるからこそ、どこまでも安心して読めるのです。
また、漫画版(ねこクラゲ先生・倉田三ノ路先生)もそれぞれ最新巻が好調で、アニメとの相互効果でますます注目を集めています。
気になるのは壬氏との関係進展…?
ファンとして気になるのが、猫猫と壬氏の“あの関係”がどうなるのかという点ですよね。
「お前、絶対気づいてるよな…?」「いや、たぶん気づいてないな…」という、あの絶妙なすれ違い。
それがようやく少しずつ、気持ちの形として表れていく過程は、焦れったくもあたたかい。
第2期では、その関係にさらなる進展が描かれるのか、はたまた新たな壁が立ちはだかるのか…注目です。
新キャラ登場の可能性も?物語は次の段階へ
第2期以降の原作には、新たな登場人物たちが続々と登場し、猫猫の過去や壬氏の立場をさらに深く掘り下げていきます。
特に注目されているのは、猫猫の父・羅漢(らかん)との関係。
猫猫自身も気づいていない大きな「秘密」に触れる展開に、原作読者の間でも「ここからが本番」と言われるほどです。
原作ファンの予想合戦も白熱中
X(旧Twitter)や各種掲示板、感想ブログでは、ファンによる「今後の予想」が連日更新されています。
- 猫猫と壬氏は本当に結ばれるのか?
- 猫猫の薬師としての運命はどうなるのか?
- あのキャラ、再登場する?
それぞれの予想が「なるほど〜」と思えるほど筋が通っていて、読者の愛情の深さを感じます。
でも最終的には、猫猫がどんな答えを出すのか、それを見守りたい──そんな気持ちにたどり着く人が多いのも印象的です。
“続く物語”を、楽しみに待つという幸せ
物語が終わってしまうのは寂しいけれど。
続きがあるとわかっている今は、「続きを待つ」という時間すら愛おしい。
いつかまた、猫猫の無表情なツッコミと、壬氏の麗しい不器用さに再会できる日が来る。
それを信じて、今はもう一度アニメを見返したり、小説を読み返したりして、「今できる楽しみ方」を見つけていきましょう。
物語はまだ終わっていません。
そして猫猫たちは、静かに──でも確かに、私たちの心の中で生き続けています。
この記事のまとめ
- アニメ『薬屋のひとりごと』の放送時期や制作会社の情報
- 主人公・猫猫(まおまお)と壬氏(じんし)の関係性の魅力
- 原作小説と漫画の違いと読む順番のガイド
- ネタバレなしの名シーン・話題回のランキング紹介
- アニメイトやTSUTAYAでの限定グッズやコラボ展開
- 第2期制作決定のニュースと今後の展開予想
- 原作未読の人でも楽しめる丁寧なキャラクター解説
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