『ハイキュー!!』のアニメ第5期は放送されるのか、気になっている人も多いはずです。
原作はすでに完結しており、TVシリーズも第4期まで放送済みです。
この記事では、現在発表されている劇場版やスペシャルアニメの情報をもとに、第5期の可能性と放送時期を原作ストックから徹底予想します。
この記事を読むとわかること
- 『ハイキュー!!』アニメ第5期の可能性について、原作のストックや既存のアニメ構成から読み解くことができます。
- 現在公開されている劇場版や特別編の内容と、TVアニメ化との関係性を比較して理解できます。
- もし第5期が放送されるなら、いつ頃になりそうか？という点を、アニメ業界の傾向と照らして予想できます。
- 原作コミックスの区切りや構成をもとに、アニメシリーズとしての続編化がどう進むかの予測と理由がわかります。
- 新規ファンでも安心！第1期～第4期までの流れと、劇場版『ゴミ捨て場の決戦』についても簡単に振り返ります。
『ハイキュー!!』第5期はある？アニメ放送予定と最新情報まとめ
『ハイキュー!!』アニメ第5期の可能性について、気になっている人も多いはずです。
この記事では、テレビシリーズの続きはあるのか、もしあるならどんな内容になるのか、
原作ストックや制作状況などから今後の展開を予想します。
『ハイキュー!!（排球）』は、高校バレーボールを舞台にした青春アニメで、2014年から放送が始まりました。
第1期から第4期まではテレビアニメで構成され、第4期「TO THE TOP」では、主人公・日向翔陽（ひなた しょうよう）たちが春高バレーで強敵・稲荷崎高校と対戦する姿が描かれました。
この続き、つまり“第5期にあたる部分”は、現在「劇場版 ハイキュー!! FINAL」として映画化され、2024年から全国公開が進んでいます。
つまり、「第5期」としてのテレビアニメは存在せず、物語の完結編は劇場版で展開されているのが現状です。
第1部『ゴミ捨て場の決戦』では、烏野（からすの）高校と音駒（ねこま）高校の熱い戦いが描かれました。
今後は第2部の公開が控えており、原作のラストまでが映画で描かれる予定です。
つまり、『ハイキュー!!』アニメの完結はテレビではなく映画で行われるということになります。
ファンの間では「テレビアニメ第5期も見たい！」という声もありますが、制作陣の意向としては、最終章を映画という特別な形で送り出すことを選んだようです。
今後、スピンオフ作品やその後を描く番外編が制作される可能性はゼロではありません。
原作ファンやアニメファンにとって、まだまだ『ハイキュー!!』の世界を楽しむ余地はありそうです。
劇場版『ハイキュー!! FINAL』の内容とテレビアニメとの違い
『ハイキュー!!』のアニメシリーズは、第4期「TO THE TOP」までがテレビ放送されてきました。
しかし、その続編にあたる物語は、なんとテレビアニメではなく劇場版として描かれることになりました。
このセクションでは、劇場版『ハイキュー!! FINAL』がどんな内容なのか、そしてTVシリーズと何が違うのかをわかりやすく解説します。
2023年末から告知されていた劇場版『ハイキュー!! FINAL』は、TVシリーズの続きにあたる原作のラストを、前後編に分けて描く映画プロジェクトです。
第1部『ゴミ捨て場の決戦』は、2024年2月に公開され、烏野高校と音駒高校の激突がメインのストーリー。
この対戦カードは、原作ファンの中でもとりわけ人気が高く、ファン待望の名勝負として劇場版で描かれることになりました。
一方で、テレビシリーズではじっくりとした構成で各試合やキャラクター描写が描かれていましたが、劇場版では限られた上映時間の中で物語をまとめる必要があるため、テンポが速めです。
セリフやエピソードが削られたり、ナレーションで補足されるシーンも多く、TVアニメと比べると展開のスピード感に驚いたファンも多いようです。
とはいえ、試合の臨場感や演出、作画のクオリティはさすが劇場版。特にアクションシーンの迫力は圧巻で、バレーボールの熱量を大スクリーンで堪能できる点は魅力的です。
今後公開される第2部では、全国大会以降の展開が描かれる予定です。
この構成により、『ハイキュー!!』のアニメ版はテレビシリーズと劇場版のハイブリッド構成になり、シリーズ全体でひとつの完結を目指す形となっています。
原作を読んでいない人でも楽しめるよう、必要な情報は随所でナレーションや回想で補われており、新規ファンへの配慮も見られます。
TVアニメとは異なる楽しみ方ができる劇場版――それが『ハイキュー!! FINAL』の最大の特徴です。
原作ストックとアニメ化範囲の関係
『ハイキュー!!』のアニメ化において、どこまでがテレビシリーズで描かれ、どこからが劇場版なのか。
そして、原作のストックはどのくらい残っているのかという点は、ファンなら気になるところですよね。
この章では、その関係性を整理して見ていきましょう。
まず、テレビアニメ『ハイキュー!! TO THE TOP（第4期）』は、原作の第292話付近までを映像化しています。
そのため、烏野高校が稲荷崎高校に勝利し、次の対戦相手・音駒高校との試合を迎える手前で物語が一区切りとなっています。
ここから先の物語、つまり「ゴミ捨て場の決戦」以降が、劇場版『ハイキュー!! FINAL』として映像化される範囲です。
では原作全体のストックはどうなっているのでしょうか。
原作漫画『ハイキュー!!』（著：古舘春一先生）は、2020年7月に連載終了しており、全402話で完結しています。
つまり、まだ110話分近くの未アニメ化ストーリーが残っていることになります。
この中には、烏野 vs 音駒戦だけでなく、全国大会の他の試合、日向や影山のその後、さらにはブラジル修行編やVリーグの話まで盛り込まれています。
つまり、原作のストックとしては十分な分量があり、映画2部作でも全てを描き切るには限界があるかもしれません。
実際に制作陣も、「全体の締めくくりとして、映画に詰め込みつつも大事なシーンはしっかり描く」という方針で臨んでいることが語られています。
そのため、ダイジェスト的な構成や、ナレーションによる補完も期待される構成となっています。
TVシリーズとは異なり、劇場版はどうしても尺の制限がある分、エピソードの取捨選択が必要になります。
特に「日向の海外修行」や「影山の成長」などは、TVでじっくり描かれていたら…と思わせるファンの声もありました。
ただし、劇場版の魅力はその映像美と臨場感にあり、それが原作を新たな形で体験させてくれる点では大きな価値があります。
結論として、原作ストックとアニメの関係は、TV版で基礎を築き、劇場版でクライマックスを描くという流れになっています。
原作のエッセンスを凝縮しつつ、新たな演出で表現されるのが、『ハイキュー!! FINAL』の魅力のひとつと言えるでしょう。
ハイキュー!!第5期がない理由とその影響
テレビアニメ第4期『ハイキュー!! TO THE TOP』の放送終了後、多くのファンが期待していた「第5期」の発表はありませんでした。
その代わりに発表されたのは、劇場版2部作『ハイキュー!! FINAL』という展開。
この決定には、作品のスケールや視聴形態の変化など、さまざまな背景があるようです。
まず、最大の理由は制作体制と映像クオリティの問題です。
『ハイキュー!!』は作画・演出ともに高い評価を受けてきたシリーズであり、後半に向けては特にバレーボール描写のリアルさと迫力が求められます。
TVシリーズとして放送を続けるには、限られたスケジュールと予算の中でのクオリティ維持が難しいと判断された可能性が高いです。
次に、原作の完結も大きな要因です。
TVシリーズは放送と原作進行が並行するケースが多いのに対し、すでに『ハイキュー!!』は完結しており、全体像が見えている状況です。
そのため、「どこまでをどのように描くか」という構成がしやすくなり、劇場版という形で一気にクライマックスまで駆け抜ける手法が選ばれたと考えられます。
もう一つの理由は、マーケティング戦略です。
劇場版は、グッズ展開や入場特典、コラボイベントなどを通して大規模なメディアミックス展開が可能になります。
TVアニメよりも注目を集めやすく、SNS上での話題性も高まり、ファン層以外の層にもリーチする機会が広がるのです。
しかしながら、TV第5期を期待していたファンの中には、「連続的な物語の追体験ができなくなった」と残念に思う声もあります。
特にTVアニメでは、週ごとにキャラクターの成長を追う喜びがあり、それが作品との一体感を生む要素でもありました。
一方で、劇場版は時間的な制限から、どうしてもエピソードが圧縮された構成となり、キャラクターの心理描写や細かなドラマが描ききれない場合もあります。
その影響として、ライトファン層が離れてしまう懸念も一部では指摘されています。
ただし、2023年に公開された前編『ゴミ捨て場の決戦』は興行成績が好調であり、ファンの熱量は依然として高いことが証明されました。
この反応を受けて、今後の後編制作や関連企画にも期待が高まっています。
結論として、第5期が存在しない理由は、作品を最大限に生かすための選択だったとも言えるでしょう。
TV放送に代わる形で、映画という新たなステージで『ハイキュー!!』は再びジャンプします。
劇場版『ハイキュー!!』後編の公開時期と展開予想
前編『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』が公開され、ファンの熱気が再燃しています。
では、後編はいつ公開され、どんな展開になるのでしょうか？
最新の情報や原作ストックをもとに、その時期と内容を予測してみましょう。
まず、公開時期の予想についてです。
2024年2月に公開された前編は、制作発表から公開まで約1年半の準備期間がありました。
これを基準に考えると、後編は早くても2025年春以降になる可能性が高いと予想されます。
また、前編の公開後すぐに後編の詳細が公式から発表されていない点も気になります。
制作スケジュールやアニメーターの人手不足といった業界全体の課題もあるため、やや遅れる可能性も見込んでおくべきでしょう。
SNSやアニメイベントでの発表も考慮すると、2025年秋～冬の公開が有力という声もあります。
次に、後編の展開についてです。
原作漫画では、ゴミ捨て場の決戦後、日向（ひなた）と影山（かげやま）たちは高校を卒業し、それぞれの道を進みます。
劇場版後編では、この「Vリーグ編」が描かれると予想されます。
具体的には、日本代表合宿での再会、プロ選手としての成長、そして最後の再戦がクライマックスになるはずです。
このエピソードは、まさに『ハイキュー!!』という作品の集大成ともいえる内容であり、ファンの間でも非常に高い評価を受けている部分です。
スポーツとしてのリアリティ、感動のセリフ、仲間との再会など、全編を超える熱量が予想されます。
さらに、エンドロール後の特別映像にも注目が集まっています。
原作完結後のスピンオフや、キャラクターたちのその後を描く短編などが挿入される可能性もゼロではありません。
特に人気キャラ・及川徹（おいかわ とおる）や、海外で活躍するキャラの描写が入るとしたら、世界観の広がりを感じられる演出になるでしょう。
最後に、後編に期待されるポイントをまとめると以下の通りです。
- 日向・影山の再会と対決
- プロの舞台での戦い
- 大人になった仲間たちとの再登場
- 原作の感動名シーンの映像化
- 感動の最終スパイク演出
以上のように、劇場版後編は『ハイキュー!!』という作品の感動と成長を凝縮したクライマックスになることは間違いありません。
公開が待ちきれませんが、それまでの期間は過去作の再視聴やイベント情報をチェックしながら、心の準備をしておきましょう！
アニメ第5期の可能性と今後の展望
『ハイキュー!!』ファンの間では、「劇場版だけでなく、第5期も観たい！」という声が今も根強くあります。
原作のボリューム、人気の高さ、そしてアニメ業界の動向をふまえながら、第5期アニメの可能性を探っていきましょう。
さらに、劇場版後の展開や原作完結後のエピソードにも注目しながら、今後の展望を語っていきます。
まず、第5期が制作される可能性について考えてみましょう。
現在『ハイキュー!!』は「TVシリーズ第4期」までが放送され、第5期にあたる「春高3回戦：烏野vs音駒」が、劇場版『ゴミ捨て場の決戦』として映像化されました。
つまり、第5期に相当する物語はすでに劇場版として消化されているため、「TVシリーズ第5期」という形式では制作されない可能性が高いとされています。
ただし、ファンの要望や配信ビジネスの拡大、ブルーレイ売上・配信再生数の好調が続けば、オリジナルエピソードやスピンオフ形式でのアニメ展開が実現する可能性は残されています。
たとえば、日常系の「部活裏話」や、人気キャラにスポットを当てたエピソードなどはTVシリーズや配信アニメ向けの題材として有力です。
特にファン人気の高い及川（おいかわ）や黒尾（くろお）を主役にした構成なら、SNSでも話題性が十分です。
次に、アニメの続編が実現しやすい条件について整理してみましょう。
- 円盤売上・配信数が好調
- グッズ展開やコラボで安定収益が見込まれる
- 原作ファンベースが継続的に存在する
- 制作スタッフや声優陣が引き続き参加可能
- 話題性のある展開が残されている
これらを満たしている『ハイキュー!!』は、映像展開の“余白”がまだまだある作品といえます。
さらに注目したいのが、原作完結後の世界です。
原作の最終話では、主人公・日向翔陽（ひなた しょうよう）はブラジル留学から帰国後、プロ選手として活躍。
その後、日本代表選出や海外選手との対戦など、国際大会を舞台にした新しい展開も描かれており、これは劇場版や新シリーズで描くには最高の素材です。
また、スピンオフ漫画『れっつ！ハイキュー!?』なども映像化候補として注目されています。
これはコミカルな日常が中心で、子ども向けやファミリー層にも受け入れられる内容であり、異なる層へのアプローチとして有効です。
近年では、ジャンプ作品のスピンオフアニメ化が多数行われている流れも追い風となります。
総合的に見ると、TVシリーズとしての第5期の可能性は低いものの、他の形式でアニメ新作が展開される可能性は十分に残されているといえるでしょう。
今後の制作発表やイベント情報にも注目して、引き続き期待を持って待ちたいところです。
まとめ：ハイキュー熱、再燃の今こそ振り返りたい
『ハイキュー!!』の世界が、再び熱を帯びている今。
最新の劇場版公開や各種コラボ、グッズ展開など、ファンの心を掴むニュースが続々登場しています。
そんな今だからこそ、作品の魅力と歩みをもう一度じっくりと振り返るタイミングかもしれません。
まず最初に言いたいのは、『ハイキュー!!』はただのスポーツアニメではないということです。
「努力」「仲間」「壁の乗り越え方」「諦めない心」…そんな青春のすべてを詰め込んだような物語が、どの世代にも心に響く作品になっている理由でしょう。
部活動や仕事、趣味でも「うまくいかない時」や「やり切れない悔しさ」にぶつかったとき、この作品を思い出して背中を押された人も多いはずです。
そして『ハイキュー!!』のすごさは、キャラクター全員が主役であること。
たとえ出番が少なくても、名前もない相手校の選手でさえ、それぞれの「バレーボールにかける想い」が丁寧に描かれています。
それが、見る人の心を動かす“名場面”を数多く生んだ理由なのだと思います。
また、アニメスタッフと声優陣の熱量もこの作品の完成度を支える大きな要素です。
特に劇場版では、映像演出・音響・作画すべてが全力で挑まれており、スクリーンの中で繰り広げられる「試合」に、本物のバレーボールのような臨場感を感じた人も多かったはずです。
これはまさに、“スポーツを描く”ことに全力で向き合ったアニメ制作の真骨頂です。
そして現在、『ハイキュー!!』の魅力は次世代へとバトンを渡し始めています。
新たなファン層の流入や、SNSでの応援イラストや考察など、ファン活動の形もより広がりを見せています。
まさに“終わらない物語”として、今後も語り継がれる作品であることは間違いありません。
最後に──
もし少しでも心が疲れてしまったとき、もし「自分なんて」と思ったとき。
ぜひもう一度、烏野高校の挑戦と、日向や影山たちの汗と涙の軌跡を振り返ってみてください。
あなたの中に眠っていた情熱が、きっとまた、ふつふつと燃え上がってくるはずです。
この記事のまとめ
『ハイキュー!!』の第5期テレビアニメは、現時点では制作されていません。
その代わりに、物語の続編は劇場版二部作として進行中です。
2024年2月には第1部『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』が公開され、大きな話題を呼びました。
第2部となる『VS 小さな巨人』の制作もすでに発表済みですが、公開日は未定です。
また、短編アニメ『ハイキュー!! バケモノたちの行くところ』の制作も進行中で、ファンの期待が高まっています。
原作ストックやスケジュールから見ても、テレビアニメ第5期という形での再開は現実的ではなく、劇場版がTVアニメに代わる完結編として位置付けられていると考えられます。
最新情報は、公式サイトやX（旧Twitter）などを通じて逐次発表されるため、公式の続報をチェックしておくのがオススメです。
『ハイキュー!!』の熱戦を映画館で体感しながら、物語のクライマックスを一緒に見届けましょう。
コメント