『ハイキュー!!』が2020年に原作完結を迎えた後も、ファンの熱は冷めることなく続いています。
最新作の劇場版アニメやイベントも好評で、SNSでは「続編あるのでは?」という声が日々上がっています。
そこで今回は、原作者・古舘春一(ふるだて はるいち)さんの過去インタビューや現在のメディア展開、制作陣の動きから『ハイキュー!!』の未来展開を探っていきます。
この記事を読むとわかること
- 『ハイキュー!!』続編の可能性とその根拠
- 原作者・古舘春一(ふるだて はるいち)先生の最新コメント
- アニメ制作陣や声優陣の意欲とファンのリアルな期待
原作完結後も続く人気と「続編」への期待
『ハイキュー!!』は、週刊少年ジャンプで2012年から2020年まで連載された大人気バレーボール漫画です。
主人公の日向翔陽(ひなた しょうよう)と影山飛雄(かげやま とびお)を中心に、青春と情熱あふれるバレーの物語が描かれ、連載終了後も根強い人気を誇ります。
そして2024年には、劇場版『ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』が公開され、その熱気が再び全国に広がりました。
実はこの映画、原作でも特にファン人気の高かった「烏野高校 対 音駒高校」の激戦を映像化したもので、「もう一度あの瞬間が観たい!」というファンの夢を叶えてくれる作品として話題に。
公開と同時にSNSのトレンド入りし、X(旧Twitter)やInstagramでも感動の声が溢れました。
それと同時に浮上したのが「このあと、どうなるの?」という声です。
『ハイキュー!!』の続編はあるのか――。
ファンの心の中では、まだまだ物語が終わっていない感覚が残っています。
なぜなら原作最終話では、日向たちが社会人になった未来が描かれましたが、そこまでの道のりがアニメで描かれていないからです。
特に「全国大会」「ブラジル留学」「Vリーグ編」など、映像化されていない名シーンが数多く残されています。
それだけに、「完結しているけど、完結していないような気持ち」を抱える人が多いのでしょう。
さらに2025年以降には、TVシリーズの再放送や特別イベントも控えているとの情報もあり、続編を期待する声がますます高まっています。
続編の可能性については、制作サイドや原作者の今後のコメントがカギとなりますが、ファンの熱量と作品のポテンシャルは今も衰えていません。
実際、アニメ制作に携わった関係者の一部は、「この先も彼らの物語を映像で届けられたら」と前向きな発言をしていることも。
そして、原作者・古舘春一(ふるだて はるいち)先生も、インタビューで「彼らがどう進化するのかを描くことは、まだ面白い」と語ったことがあります。
このように、『ハイキュー!!』の続編にはまだまだ希望が満ちているのです。
次章では、そのヒントを与えてくれる古舘先生の発言に注目してみましょう。
古舘春一(ふるだて はるいち)先生の発言と未来の展望
『ハイキュー!!』という作品の未来を考えるとき、やはりカギを握るのは作者・古舘春一(ふるだて はるいち)先生の存在です。
連載終了後もファンの間では「もしや、何か続きがあるのでは?」と密かに期待され続けてきました。
その期待に応えるかのように、いくつかのインタビューやコメントで、先生は興味深い発言を残しています。
たとえば2023年の雑誌インタビューでは、「描きたいエピソードはまだある」と語り、日向たちの未来について「その後の姿を想像するのは楽しい」と述べています。
また、バレーボールに関わる人生そのものを描くことに魅力を感じているとも話しており、単なる青春スポーツ漫画では終わらせたくないという熱意も垣間見えます。
つまり、続編の可能性はゼロではないということが読み取れるのです。
さらに、最近の劇場版公開イベントに登壇したアニメスタッフのコメントでも、「この物語には、まだ映像化していない名シーンがたくさんある」との言葉がありました。
これを聞いたファンの中には、「これは続編の布石では!?」と期待の声を上げる人も多く見られました。
そしてX(旧Twitter)やInstagramなどでも、「Vリーグ編が見たい!」「大人になった日向がアニメで動いてる姿が見たい!」といった投稿が急増しています。
もちろん、今すぐに「続編が始まります!」という発表があるわけではありません。
しかし、古舘先生自身が作品への情熱を持ち続けていること、ファンの声が止まないこと、アニメ制作側も前向きな姿勢を見せていることなど、続編に向けた地盤は確実に固まりつつあります。
また、海外のバレーボールファンからも『ハイキュー!!』は非常に高く評価されており、国際的な人気の高さも新作への後押しとなっているのです。
アメリカ、フランス、ブラジルなどでは、「現地の言語で『ハイキュー!!』が放送されてほしい」という要望まで出ており、その広がりは国内だけに留まりません。
このように、古舘春一先生の発言とファンの熱意が、作品の未来に明るい兆しをもたらしていると言えるでしょう。
続いては、もし続編が実現したら、どんな展開が描かれるのか、具体的に予想してみたいと思います。
もし続編が実現したら?描かれる可能性のあるストーリー
『ハイキュー!!』の続編がもし本当に描かれるとしたら、どんなストーリーが展開されるのでしょうか?
最も注目されているのは、日向(ひなた)翔陽たちの“その後”を描く社会人編、いわゆるVリーグ編です。
これは原作最終話後の未来を描いた内容で、実は少しだけ描写されているものの、詳細には描かれていません。
たとえば、日向はブラジル留学を経て日本のVリーグへと帰ってきます。
もし続編が描かれたら、そのブラジル生活の様子や現地での経験、言葉や文化との出会いなどもストーリーに組み込まれる可能性が高いでしょう。
国際色豊かなチームメイトたちとの友情や衝突、そして試合を通じて成長していく姿は、まさに“ハイキュー!!らしいドラマ”です。
また、ファンの間でよく話題になるのが、影山(かげやま)飛雄との再会と新たなライバル関係の描写です。
同じリーグに所属しながらも別チームで戦う2人が、コート上で再び対峙する展開は、想像しただけで胸が熱くなるというファンも多いでしょう。
彼らが高校時代とは違う視点や経験値でぶつかり合う姿は、新たな魅力を放つはずです。
さらに、音駒(ねこま)高校や青葉城西(あおばじょうさい)など、かつてのライバル校出身の選手たちの登場もありえます。
「今、彼らは何をしているのか?」「バレーボールを続けているのか?」「もしチームメイトになったらどうなる?」といった気になる未来像もファンの関心事です。
社会人になった彼らがバレーボールにどう向き合っているのか──その人間模様が描かれれば、ぐっとリアリティも増すことでしょう。
一方で、コーチや監督としての道を歩むキャラクターたちも想定されます。
澤村(さわむら)や菅原(すがわら)といった元・烏野高校のメンバーが、バレーボールの指導者として若者を導く姿も心温まる展開になりそうです。
彼らの教え子が、また別の物語を生み出す、“次の世代”のバトンを描くことで、作品の世界観がより深みを増します。
そして、もしアニメ化されたならば、成長したキャラクターたちが再びアニメで動き出すことの感動は計り知れません。
キャスト陣による新たな演技、成長した彼らのビジュアル、そして社会人としての苦悩と喜び。
ファンの記憶に深く刻まれる続編になることでしょう。
『ハイキュー!!』が描いてきたのは、ただのスポーツ漫画ではありません。
人と人とのつながり、夢を追う姿、チームで生きることの尊さが、物語の根底に流れています。
続編でもその精神が受け継がれるならば、きっとまた多くの読者・視聴者の心を打つ作品になるはずです。
さて、次はいよいよ「続編の実現可能性」について、これまでの情報を元に冷静に考察していきましょう。
続編は実現するのか?可能性と期待
『ハイキュー!!』の続編は本当に実現するのでしょうか?
これは多くのファンが熱望するテーマであり、今なお注目を集め続けています。
最新の原作者インタビューやアニメ制作陣の発言から、そのヒントを探ってみましょう。
2024年に開催された『ハイキュー!!』フェスやアニメ公式サイト(https://haikyu.jp/)では、今後の展開をにおわせるようなコメントも見られました。
原作者の古舘(ふるだて)春一(はるいち)先生は、かつてのインタビューで「描きたいことはまだある」と言及しており、ファンの期待は高まる一方です。
ただし、現時点では続編の制作決定の正式発表はありません。
ファンとしては歯がゆいところではありますが、この“空白の時間”があるからこそ、作品への想像力が膨らむとも言えます。
SNS上では「◯年後に来ると思う」「Vリーグ編の伏線が回収されるのでは?」といった予想合戦も白熱中です。
一方で、続編の可能性を高める要因も複数存在しています。
- 映画『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』が大ヒット中
- グッズ販売・コラボ展開の勢いが衰えない
- 国内外での人気が根強く、常にランキング上位をキープ
これらの要素はコンテンツとしての寿命が延びている証拠であり、続編制作の可能性を後押しするものです。
また、近年のアニメ業界では「完結済みの人気作品に新作アニメを追加する」動きが活発化しています。
『BLEACH(ブリーチ)』や『銀魂(ぎんたま)』、『進撃の巨人(しんげきのきょじん)』なども、完結後に新作が発表される流れがあり、ハイキュー!!もその流れに続く可能性は十分にあるといえるでしょう。
もし続編が制作されれば、アニメーションスタジオはProduction I.Gが再び担当することが有力視されています。
同スタジオはシリーズを通して『ハイキュー!!』の世界を鮮やかに描き上げてきた実績があり、作品の雰囲気やキャラクターの魅力を熟知しているからです。
もちろん、声優(せいゆう)陣の再集結もファンの夢のひとつです。
日向翔陽(CV:村瀬 歩(むらせ あゆむ))、影山飛雄(CV:石川 界人(いしかわ かいと))など、キャラクターと声の一体感はまさに作品の柱。
もし再び彼らの声が聞ける日が来れば、それはまさに“ご褒美”のような体験になるでしょう。
さらに、制作側の情熱も見逃せません。
スタッフやキャストのSNS発信からは、『ハイキュー!!』という作品への愛情がひしひしと伝わってきます。
彼ら自身が「もう一度描きたい」「もう一度演じたい」と思ってくれていれば、その熱が形になる日はきっと来るはずです。
最後にひとこと。
続編はいつかきっと、来てほしい。
そんな願いを胸に、今できることは──。
作品を応援し続け、愛し続けること。
それが、未来の続編を引き寄せる一番の原動力になるかもしれません。
この記事のまとめ
- 『ハイキュー!!』の続編が期待される理由を解説
- 古舘春一(ふるだて はるいち)先生の発言から見える未来像
- 劇場版のヒットが後押しするアニメ続編の可能性
- 制作スタッフや声優(せいゆう)の情熱も続編のカギ
- ファンの声やSNSの反応から続編への熱量を実感
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